小さな太陽
2000年9月24日 天井を見詰めていると、雨がね、いっぱいいっぱい落っこちてくるよ。雨はとてもたくさんだから、アタシの髪、濡れちゃうんだ。ツーって流れる、どんどんどんどん。アタシ、何度も何度も拭うんだけど、深く、強く抱きしめてあげるんだけど、それでもそれでも。だけど、アタシ、自分で壊しちゃってるから。ほんとはとてもほしいのに、怖いから。だから、アタシは、静かに、黙って、息をする。雨があがって、小さな太陽が出てくるのを祈るように、祈るように。窓の外、青がいっぱい。そこに、大きな大きな虹がでたら、笑える、笑える。
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