愛すコーヒー
2000年12月12日 専門学校に通っていたときにお世話になった先生からお手紙をいただく。そう、こないだ、先生とふたりっきりのデート★をしたんだったわ。うふ。あ、いやいやぁ、デートっていってもそんな怪しいモンじゃなくって。(あ〜、一体誰に弁解してるんでしょー、アタシってば。奥さんにかしら。笑)新宿伊勢丹まえで待ち合わせをして、それから知る人ぞ知るジャズ喫茶へゆく♪薄暗い店内には小さめのまるいテーブルが7つ(たぶん、ね。)とシェイカーを囲むカウンター席。わたしたちがそこへ着いたのは午後3時。カウンター席の一番端っこには背広を着たサラリーマンらしき、ちょこっと肉付きのいい男の人。PCとにらめっこをしていたんだった。テーブル席には若い男の人がふたり、何やらコソコソお喋りしていたよーな。先生とわたしはカウンター席に腰を下して(先生が右、わたしは左)、ジュンコママ(笑顔のとってもきれいな、キュートな≪年上の女性にキュートだなんて言ったら失礼かしら≫女性。)に『何を飲みたい』そう尋ねられて、先生はアイスコーヒー(愛すコーヒー)を、わたしはホットコーヒー(情熱のコーヒー)を。ホットコーヒーには小さなビスケットがちょこんと二個付いてきて、それがなんだかとても可愛らしかった。先生はアイスコーヒーにガムシロップだけ入れていた。あのとき、先生がコーヒーに真っ白いクリームを入れて、コーヒーが黒と白の渦を描いたら、わたしはそれに見惚れて、酔って、踏み込んではいけない場所へ行ってしまったのだろうか。(なんて、ちょっぴり考えたりして)小さく、微かに流れるジャズに耳を傾けながら、他愛のない話をし、クスクス笑ったりした。そこには日々の喧騒はなく、ただ時間だけが流れてて、そんなゆったりとした空間に男と女がいる。
と、今日もまた一日がはじまる・・・。いってきまーす。
と、今日もまた一日がはじまる・・・。いってきまーす。
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