コーヒー牛乳
2001年2月12日南に大きな窓のついた、ちいさなアパート。
初夏になったら、きっと南風。
風の球が斜めにさらさらなったら。
きっと、きらきらが舞うよ。
あなたとあたしは少しお酒を呑んで。
頬を赤らめて枝豆をつまんだりするのでしょ。
剥いた枝豆の皮は白い小鉢に入れて。
あたしの作った肉じゃががあなたの口に合えばいい。
遠くで聞こえるテレビからの音。
外では蝉がはたはた飛んで。
暗い中にほわんとした黄色の光。
桶にタオルと石けんを入れて。
近くの銭湯へゆくよ。
少しのさよならは、なんだかしあわせな気持ち。
シャンプーを泡立てて。
なにを想うのかしら。
チャリンチャリン。
ポケットから小銭を出して。
そう、お決まりのコーヒー牛乳をひとつ。
らんらんらーん♪
きっと、唄っちゃうのでしょ。
ミ
☆
初夏になったら、きっと南風。
風の球が斜めにさらさらなったら。
きっと、きらきらが舞うよ。
あなたとあたしは少しお酒を呑んで。
頬を赤らめて枝豆をつまんだりするのでしょ。
剥いた枝豆の皮は白い小鉢に入れて。
あたしの作った肉じゃががあなたの口に合えばいい。
遠くで聞こえるテレビからの音。
外では蝉がはたはた飛んで。
暗い中にほわんとした黄色の光。
桶にタオルと石けんを入れて。
近くの銭湯へゆくよ。
少しのさよならは、なんだかしあわせな気持ち。
シャンプーを泡立てて。
なにを想うのかしら。
チャリンチャリン。
ポケットから小銭を出して。
そう、お決まりのコーヒー牛乳をひとつ。
らんらんらーん♪
きっと、唄っちゃうのでしょ。
ミ
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