曖昧な

2001年9月10日


君の笑顔をみるのはとても楽しい
笑って笑って、君の笑顔がみたいよ


君の体は惚れ惚れするほどで
あたしはいつも君の胸に頬よせ
うっとりしてしまう


君と幾度もくちづけを交わした
唇が腫れるほど
だから、次の日の口紅を付けたあたしの口は
いつもより心なしか大きかったりする


ふと、思うことがある
こころが欲しい、と
永遠のが欲しい、と
たまに、ちょっと、思うだけ


ムネに入り込んでしまったあの人の歌は
あたしの心を幾たびも叩き
キュウキュウ締め付け
知らぬ間の涙を運んでくるのです
そしておひさまに会いたいと思い
光をまた乞うのです


お風呂場の鏡
あたしの左腕の柔らかい部分
境が曖昧な赤い楕円
あたしは君を感じ
そしてそれと同時にあたしをも感じる
そんな時



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